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彼方より
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 403814 位
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| 参考価格: | ¥ 800 (消費税込)
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作者の描写力が発揮された本
神の救いを求め、得られずに苦悩する、というストーリィは、決して少なくはない。 しかし、この物語の登場人物、フランチェスコが神に近づこうとする情熱は、他の物語に例を見ないほどに苛烈だ。 そしてこの作品は、その情熱の苛烈さを見事に描写した作品だと思う。 「神がその怒りでもって、自分の心臓を止めるまで悪行の限りを尽くす」そうすれば、自分はこの目で神を見ることができる。 そのために、フランチェスコはジル・ド・レすらも利用し、神を冒涜しつづける。 暗く妖しく、陰惨で、それゆえに、その中で描写される美しいものや、人間の激しい感情が、際立っている物語だと思う。 物語はフランチェスコの幼馴染、マルシリオの回想によって進められていくが、彼の存在もまた、この物語をただ陰惨なものにしないための、重要な要素になっている。 果たしてフランチェスコは求めるものを見つけられたのか・・・。 答えは、ぜひこの物語を読んで、ご自分で見つけてください。
講談社
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