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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番&第16番
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| 商品カテゴリー: | ミュージック,CD,DVD,クラシック,音楽
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| 収録曲: | 弦楽四重奏曲第15番イ短調 op.132 (83年12月 録音), 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 op.135 (81年12月 録音),
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| セールスランク: | 47320 位
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| 参考価格: | 1,300円 (税込)
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彼が最後にたどり着いたものー
弦楽四重奏曲第15番・第三楽章“病癒えた者の神に対する聖なる感謝の歌“は美しいです。 パッヘルベルの“カノン”を思わせる旋律ですが、感じとしては神に祈るーというよりは人間が己が本分を尽くして精一杯生き抜いた後にたどり着いた神性?を奏でたような曲だと思います。 アルバン・ベルクの演奏のうまさは言わずもがな。
“第九”を書き上げてからのベートーヴェンは枯淡の境地に入り、もう苦闘を通して歓喜にいたるーというテーマは影を潜めていく、という一般的な説がありますが、私はこの二つの弦楽四重奏曲を聴いていると、果たしてそうだろうか?と思ってしまいます。 美しい旋律を脅かす不穏な脅威―とでもいうべきテーマが何度か出てきます。 やはり人生は苦闘の連続で、音楽はそれと戦うために彼が手にした唯一の武器であり、それを使って最後まで彼が表現し続けたのは“歓喜”のテーマだったのではないでしょうか? 絶筆となった第16番の最終楽章、有名な“そうでなければならないか?”の暗いテーマは4分を過ぎたあたりから再び顔を出し、我々をまた不安にさせます。 ところがーあれよあれよという間に音楽は明るくなり、まるで子供が遊んでいるかの様な愉悦感と共に、光の中に消えていくようなフィナーレを迎えます。 私はこの様な“白鳥の歌”を書いたベートーヴェンに“おめでとう。良かったね。”と言ってあげたくなるのです。
EMIミュージック・ジャパン
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